と、前置きはさておき、忙しい中でもやることはやっておりました(笑)。そうです。2週間前にバラしていたオモチャ達です。
まずはnakamichiのBX-125です。やはりアイドラーのゴムの問題で、サンドペーパー磨いて難なく解決です。
掃除をして組み直し、タイラップでコードをきれいに纏めて完了です。エントリー機ですがさすがnakamichiで、良い音を出しています。コレを聞いて思い出しましたが、学生時代にお金持ちの友人が数台のデッキを持っていて、そのなかにnakamichiのドラゴンという当時の最上級機を持っていまして、それがホントに良い音を出していたのを思い出しました。
同じテープをもう1台のAKAIの15万ぐらいするデッキで再生したのですが、そのあまりにも違う音に当時はホントにびっくりしました。あーなんか上級機が欲しくなって来ました(笑)。
さて、もう1台のSONYのデッキですが、やはりモードのコントロールベルトの劣化でして、交換にチャレンジとあいなりました。
なかなかちょうど良いゴムベルトが無いので、こんなものを入手しました。
バンコードというウレタンのベルトです。コレを必要な長さに切り、ハンダゴテで熱してくっつけることが出来ます。バリは爪切り等でとればOKです。
上段の黒いのが、弾力が無くなって切断したゴムベルトです。これからオレンジ色のバンコードの両端を熱して輪にしていきます。
左側は失敗作です(苦笑)。真ん中が成功作で、接合部分のバリを切り取る前の状態です。
では、バリを取って早速取り付けてみたいと思います。
取り付け完了です。っと簡単に言いましたが、実にコレが大変な作業でした。このウレタンベルトをメカに入れるためにメカ部分をバラすことになるのですが、ピンチローラー部分を分解すると厄介なので、ネジを緩めて隙間を空けて、何とか入れ込むことに成功しました。
仮組みを行い、視聴してみます。
nakamichiとはまた違う音です。うまく言えませんが、少しデジタル寄りの何か新しい音のように感じます。まあ、これはこれで良いと思います。
かくして、無事に2台とも再生することが出来ました。色々なテープを引っ張り出して聴き比べていますが、テープとの相性でそれぞれ良い音を聞かせてくれます。
デジタルの時代ですが、アナログのテープは懐かしいあの頃の音を再生して、今でも十分に楽しませてくれると感じました。
つづく。(・・・ん、つづくとは???)
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