2020年11月11日水曜日

秋色を探して 晩秋の東北ソロキャンプツーリング(その2)

  二日目の朝です。朝方から強い風と雨音で、目が覚めては寝てを繰り返し、時間は既に6時半近くになっております。

今日は早朝の撤収で、南会津に向かう予定でおりましたが、今からこの雨の中を撤収するのもどーしたものかと思案した結果、早くもこのままもう一泊、ここに滞在することに決定してしまいました(笑)。


いという事で、先ずは朝のコーヒーから、うん、旨い!(笑)。

昨日サイトに着いたときから気になっていたのですが、何故かここにはカメムシが沢山おります。雨が降り始めてからこのようにタープとテントの間でたくさんのカメムシたちが雨宿りしており、何とも言えない光景です(苦笑)。

さて、それでは朝食にしましょうか。

もちろん、今日も朝ラーです(笑)。

作ってから反省するのですが、ラー用の野菜を買えばよかったといつも思います(苦笑)。

朝食の後、ラジオを聞きながらテントの中でノンビリと寛いでおりました。たまにはこんな贅沢な時間を過ごすのも良いものですね~(笑)。

そして時間は11時を過ぎ、歩いて近くの温泉に行くことにしました。

傘を差しながら、キャンプ場入口の道を下ります。
途中、紅葉がとてもキレイに色づいておりました。

これですよね~。これが見たかったのです(笑)。

雨の中で、より一層紅葉が色映えしておりました。

そして、温泉に到着です。

キャンプ場からすぐ近くにある「高源ゆ」です。
ここは今年の7月にオープンしたばかりで、日本初のリカバリー温泉施設とのことです。
プロアスリートも利用するアスリートビレッジ敷地内にあり、温泉以外にも、運動後の疲労回復や機能回復を目的とした、いろいろな施設があるそうです。

平日の朝一なので、嬉しいことに貸し切り状態です。
窓側に見えているのはブルーシートで、何やらウッドデッキ工事中のために目隠しされているとのことで、通常料金から200円引きで入浴することができました(笑)。

併設されているサウナにも入り、とてもリラックスすることができました。
サッパリしましたので、また紅葉を堪能しながら雨の中をキャンプ場に向かって帰ります。


テントに到着したところで、先ずは湯上りの1杯。
「エビスブラック」、最高ですね(笑)。

さて、それでは昼食にしましょうか。
メスティンで持参した米を炊いて、昨夜に手を付けなかったカルビを焼き焼きします。
もちろん、手にはプレミアビール「エビス華みやび」です(笑)。

う~ん、旨そうに焼けました。
今回のキャンプツーリン用に持参したキャプテンスタッグの「カマドスマートグリル」ですが、なかなか良い仕事をしておりますね(笑)。

ダイソー固形燃料を使ったメスティンの自動炊飯も、これまた安定した炊きあがりを見せておりますね(笑)。

タレに漬けてライスの上にのせれば、カルビ丼のいっちょ上がりです!(笑)。

昼食後は雨音を聞きながら昼寝をしたり、テント越しの森の紅葉を堪能したり、地方ローカルラジオ局の人生相談を聴いたりしながら、テントの中で何もせずにノンビリと贅沢な時間を過ごしておりました(笑)。
日没を迎え、一日中雨が降っていた高原は寒さが増してきました。そろそろ武井くんの出番ですね。

またまたプレミアムビールを飲みながら、テント前室で武井くんの炎に癒されております。
今日の晩飯は、食材残りのインスタントラーメンと、あとは乾物のツマミとビールで質素な夕食です。
さて、持参した酒も尽きたところで、そろそろ寝るとしましょうか(笑)。

翌朝です。
何だか今日もあまり天気は良くないようです。それでも時おりみせる晴れ間をねらって、早朝から撤収作業開始です。

少々寒いのと、テント内を乾かすために武井くんの出番です。
いつも、ホントに良い仕事をしてくれますね~(笑)。



途中、何度も雨に降られて完全乾燥はできませんでしたが、朝9:00に撤収完了です。
さて、それでは出発しましょうか。

今日の予定ですが、南会津の芦ノ牧温泉駅前にある「牛乳屋食堂」で、友人と12時に待ち合わせです。
出発時間が雨のために押してしまいましたが、約束の時間までに到着することはできますでしょうか(苦笑)。

キャンプ場を出発し、蔵王エコーラインを上山方面に下り、R13に入り米沢方面に向かいます。

途中、赤湯温泉近くで自分とバイクに燃料補給です。
バイクにはハイオク、自分にはセブンコーヒーとサンドウィッチで一息入れます(笑)。

米沢市内から今度はR121に入り、ひたすら会津方面に向かって進みます。
R121は信号もほとんどなく、山間のとても良い快走路で、キレイな紅葉、ダイナミックな景色、野生の猿にも出くわしたりと、雨中の走行でしたがかなり楽しみながら走ることができました(笑)。

熱塩付近まで来ると、トンネルが連続して出てきます。
このあたりは少し前は分断国道だったそうで、複数のトンネル開通によって国道が繋がったとのことです。

喜多方市内に入りました。
会津若松に向けて、さらにR121を進みます。

会津若松市内に入りました。ここからR121はR118と合流します。
雨は上がりましたが、GoToキャンペーンのためなのか、会津若松駅近くの道では、結構な渋滞が発生しております(泣)。


鶴ヶ城のあたりもかなりの混雑ぶりです(苦笑)。

市街を抜けたところで、ようやく渋滞が解消されました。
芦ノ牧温泉駅まで、あと少しです。

駅入り口に到着です。
予定集合時間より20分遅れでの到着となりました(苦笑)。

「牛乳屋食堂」、ちょうど昼時でかなりの待ち行列です。
友人は既に来ており、殆ど待ち合わせ時間ぴったりの到着だったとのことでした(苦笑)。

予約表に名前を記入して順番待ちです。
さすがに土曜日のお昼時とのこともあり、入店まで待ち時間は40分程との事です(苦笑)。

待ち時間を有効に使うために、「ねこ駅長」に会いに行ってみました。

この駅は芦ノ牧温泉街からはだいぶ距離が離れているような気がするのですが、何故か此処が温泉街の駅となっております(苦笑)。

今日は二代目名誉駅長の「らぶ」ちゃんが、駅舎内にあるケージの中でお昼寝をしておりました(笑)。

鄙びたローカル線のホームをみていると、郷愁に駆られますね(泣)。

こちらは、「会津鉄道神社」です。
中にはお社と、沢山の肉球絵馬や猫チャンたちの写真が飾られておりました。

さて、そろそろ入店の順番が回ってくる頃ですね。
入店後、ソーシャルディスタンスが保たれた席に案内され、早速に注文です(笑)。
頼んだのは会津ラーメンと小丼ぶりソースカツの「Bセット」で、丼は卵とじで、麺は極太手打にしました。

それでは、早速いただきましょうか。
会津ラーメン、昔ながらの素朴な味でとても旨いです(笑)。

普通のカツ丼に見えますが、ソースが絡めてあります。
これがまた絶品でした~(笑)。

どうです、この極太手打麺。たまらんです。
大満足の昼食でした(笑)。

友人との昼食後、今日のキャンプ地である「こっこランド那須F.C.G」に向かいます。R121/R118を進み、湯野上温泉でR118と別れてR121を会津下郷まで進み、そこからは快走路のR289に入ります。
R289は景色の良い道で、紅葉が映えるこの季節に走るには最高の道です(笑)。
そして白河市でR4に入って那須方面に進み、キャンプ場には16:30頃に到着しました。

キャンプ場の受付後、テント・タープの設営が完了といったところで、いきなりの雷雨となりました。そして、雷雨はだんだんと酷くなり、暫くすると何と大粒の雹が降ってきて、あたりは一面真っ白となりました(泣)。

そのうちに雹は雨に変わりましたが、雷鳴鳴り止まずで呆然とタープ下で過ごし、18時半過ぎにようやく小雨になったところで大急ぎで買い出しに出かけ、門限ギリギリの20時近くにキャンプ場に戻ってきました(泣)。

そして、20時過ぎにようやく夜の部開始となりました(苦笑)。

雨は嘘のように上がり、月が出ております。
このキャンプ場は高規格のため、まわりはファミリーキャンパーで溢れかえっておりましたが、さすがにこんな時間から晩飯を食べ始めるのは、我々オッサンの二人だけでした(苦笑)。

雨が降ったせいか、少し寒くなってきましたね。
今日は私の武井くんはお休みで、代わりに友人のガスストーブの出番となりました。

薪は700円と少々お高めなのですが、広葉樹のため火持ちが良いです。

久しぶりに奮発して、ステーキ肉を購入してきました。
といっても、閉店間際のスーパーの半額見切り品なのですが(苦笑)。
そんなこんなで、最後にいろいろな事があり少々疲れましたが、焼酎お湯割りを呑みながらゆっくり寛いで、夜が更けてゆきます。

翌朝です。
雨は降っておりませんが、どんよりとした曇り空です。

さて、今日は撤収までにテント&タープは完全乾燥できるのでしょうか(苦笑)。

先ずは朝飯です。勿論今日も「朝ラー」です(笑)。

友人は朝から呑んでいました(嘘です…笑)。

朝食後、撤収開始です。
残念ながら太陽はたまにしか顔を見せず、完全乾燥の夢は散ってしまいました(苦笑)。

さて、それでは出発です。
今日は那須の紅葉&温泉を堪能してから帰ることにします。

那須街道の裏道をひた走り、紅葉を堪能しながら到着したのは「北温泉」です。
ここの駐車場も紅葉狩りの方たちで賑わっており、駐車場に入るまで少々待たされました。

「駒止の滝」です。滝近くの紅葉はちょっと見頃が過ぎておりますでしょうか。

駐車場から徒歩で温泉に向かいます。

道すがらの風景も最高ですね(笑)。

「北温泉」に到着です。

この時期に来たのは初めてですが、やっぱり最高ですね~(笑)。

久しぶりに「天狗の湯」を堪能してきました。
やはりこの時期はいつもより混んでおりましたが、それでもゆっくりとお湯を楽しむことができ、大満足でした~(笑)。

玄関を出ようとしたところ、ネコちゃんが一緒に潜り出てきました。
ちょっと大人しいネコちゃんですね。

駐車場までの復路は急坂を登るので大変です(泣)。
なんとか到着しました。

それでは、出発です。

駐車場から県道に出るまでの道はコーナーが多く、濡れた道の路肩には落ち葉が大量に積もっております。滑ってコケないよう、慎重に進みます。


那須街道に出て、ひたすら山を下っていきます。
「殺生石」付近も、紅葉狩りの人や車で溢れかえっておりました(苦笑)。

途中から那須街道は大渋滞です。

渋滞に嵌りながら、ようやく那須IC近くまで来ました。
高速道路も混雑しているのではと思いましたが、特に渋滞表示は出ておりませんでしたので、那須ICから東北道に入ります。

途中、ちょっと遅い昼食を食べに、上河内SAに立ち寄りました。

SA内にあるレストラン「あさや」にて、「霧降高原炙り豚丼」を注文してみました。

う~ん、旨そうです(笑)。

上河内SAを出て暫く進むと、日光方面から合流してきた車で東北道は大渋滞となり、途中の鹿沼ICで高速を降りることにします。
ここから先はナビの案内で渋滞を避けながら、ひたすら裏道を走り続けました。

そして20時過ぎ、無事に帰宅となりました(笑)。

久しぶりのソロでのロングツーリング、雨にも見舞われましたが、全行程800kmほどを走り抜け、なかなか楽しい旅でした。
途中、旅先で友人と落ち合うのも、なんだか新鮮で面白い感じがしました(笑)。

今回行った蔵王エコーラインですが、ツーリング時には既に路面凍結の恐れがあるために夜間通行止めとなっており、11月に入った今現在では、冬期全面通行止めとなっております。
かなりの割合で雨に降られましたが、最高の季節に東北に行くことができ、本当に満足な旅となりました。

さて、東北方面は既に初冬に入り、キャンプツーリングに出かけるには難しい季節となってしまいましたが、関東方面ではこれからが楽しいシーズンになります。

さて、次は何処に行こうか、今から楽しみにしております(笑)。

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