2017年5月12日金曜日

雪の回廊を目指して! 絶景・信州キャンプツーリング

 新緑がまぶしい、風薫る5月。
今年もバイク乗りにとって気持ちが良い季節がやって来ましたね~(笑)。
 
5月といえばゴールデンウイーク、今年は最大9日間の休みを取られている方もおられるようですが、当方は残念ながらカレンダー通りのお休みでした(苦笑)。
とはいえ折角の連休、混雑することは承知のうえですが、友人からのお誘いもあり、2泊のキャンプツーリングに行って参りました(笑)。
 
今回の行き先は検討の結果、志賀草津道路の雪の回廊を走り、信州方面に向かうことにしました。
 
5月3日、渋滞を避けるために午前2時半起床です。前日にパニアはセット済みでしたので、着替えを入れた防水バックとイス、テーブルを括りつけ、3時半前に自宅を出発です。先ずは友人との待ち合わせ場所である、関越道の高坂SAに向かいます。
 


順調に外環道、関越道を進み、1時間ほどで高坂SAに到着です。
友人とは5時待ち合わせでしたので、先ずは朝食として、いつものように朝っぱらから蕎麦を頂きました(笑)。


朝食を終え、外にでてみると既に日が昇りはじめています。
本線を見てみたら、少しづつ交通量が増えてきておりますね。

 
食後のコーヒーを飲みながら、暫し友人の到着を待ちます。


5時少し前に友人が到着です。
朝方で少し寒かったこともあり、友人はあわててジャケット下にユニクロダウンを着こみ、コーヒーを啜っておりました(笑)。

さて、それでは出発です。
ここから渋川伊香保ICまで走り、R17を経てR353長野街道を進み、上之町からR145を八ツ場ダム方面に向かいます。大津からR292で草津市街に入り、草津国際スキー場からいよいよ白根山方面に入ります。



志賀草津道路は現在、殺生河原駐車場-万座三叉路間が夜間通行禁止となっており、朝8時にならないと走ることができません。

時間は7時半前でしたが、既に殺生河原駐車場からの待ち行列となっておりました。
ここでゲートが開くまで、暫し休憩です(笑)。


こんな感じで、友人と二人で撮影会をおこなっておりました(笑)。
しかし、車の方たちは誰も車外に出てきませんね。

 

 
8時前ですが、どうやらゲートが開いたようで、上の方から車が動き出しました。
いよいよ雪の回廊に向けて出発です。
 
 
走りはじめて標高が上がるにつれ、だんだんと残雪の量が増えてきております。
それでもなかなか両側が雪の壁となる回廊がありません。
 
山田峠を過ぎ、間もなく国道最高地点になるかな~、なんて考えていたら、ありましたー(笑)。これぞ雪の回廊です。
 



ちょっとの間、路肩に駐車して撮影タイムです(苦笑)。


昨冬は雪が多かったようで、かなりの高さの雪の回廊です。
ただ、どうやら、このような高さの回廊になるのはここだけのようで、距離にして200mほどでしょうか(苦笑)。


 
いや~、本当にすごい雪壁です。朝早くに出発して来た甲斐がありました(笑)。


さて、あまり長居すると他の方々の通行の邪魔になりますので、そろそろ出発です。


渋峠までやってきました。
ここで昨年手に入れ忘れたものを入手します。

 
手に入れたのはコレです。そう、日本国道最高地点の到達証明書です(笑)。

 
昨年の草津キャンプツーで走った際に、入手を忘れておりました(苦笑)。
これでまたひとつ念願叶いました(笑)。
 

流石に雪深い渋峠、こんな車もあります。
ハンドルとの連携はどのようになっているのでしょうか、ちょっと運転してみたいですね(笑)。


渋峠ホテルのアイドル犬、インディ君?、いや、マーカス君ですね(笑)。


渋峠ホテル前には広い駐車場があるのですが、まだこの様に雪で埋もれております。


 
それというのも、日本一標高が高いスキー場ですので、まだまだ春スキーでカンガン滑れるためでした。いや~、スキー羨ましいです。今度バイクでスキーに来てみようかな~(笑)。
 
 
先に進んで、横手山ドライブインです。
 
 
駐車場からの眺めは絶景で、笠ヶ岳とその向こうに北アルプスが望めます。



またまた、ピースサインで記念撮影です(笑)。
携帯の待ち受け画面用にと、いくつかのポーズで撮影してしまいました(苦笑)。


さて、そろそろ下って行きましょうか。
景色を堪能しながら、志賀草津道路を信州中野に向けて進みます。

あっという間に、道の駅「北信州やまのうち」に到着です。ここで食事を摂りたかったのですが、時間が早過ぎてレストランが開店しておりません。

試食のリンゴいただき、自販機のコーヒーで水分補給をして出発です。
ここから一気に今日のキャンプ地、佐久の内山牧場オートキャンプ場に向かいます。
食事は途中で摂ることにして、上信越道は使わずに下道を行くことにします。

 
信州中野R292を進み、志賀中野道路手前からR403に入り、須坂からR406大笹街道を菅平高原に向かいます。菅平口から県道4号、県道79号を南下します。
途中で食事を摂るはずが、いつもの悪い癖でノンストップで突き進み、昼12時を過ぎてしまいました(苦笑)。
 
これはイカンということで、急遽、小諸ICから上信越道に乗り、佐久ICまで進み、R141からR254に入り、内山トンネル手前より内山牧場の案内板方面に山道を登って行きます。キャンプ場には13時過ぎに到着しました(苦笑)。
 
受付を済ませ、サイトに向かってみると既に難民キャンプ状態となっておりました。
ちょうど今日で引き上げるという水冷GSA&セローの方から声を掛けていただき、無事に場所を確保することができました。


荒船山のとも岩が良く見える、良い場所を確保できました(笑)。


早々にテント&タープを張り、下仁田まで遅い昼食&買い出しに出発です。
15時近くに、お目当ての「きよしや食堂」さんに到着しましたが、ご飯が切れてしまったとの事で、残念ながら下仁田カツにありつく事が出来ませんでした(苦笑)。

気を取り直し、近くのAコープで買い出しをして、早々にキャンプ場に戻ります。

到着後、早々に昼&夜の部開始です。まずはビールでカンパ~イ(笑)。


昼飯を兼ねた寿司です。何とか一息つきました(苦笑)。


群馬で食材を調達したので、もちろんホルモン系もあります。


友人のリクエストで、何故かカキフライもあります(笑)。


薪はひと束購入したのですが、あまり良いものではありませんでした。
という訳で、近くの雑木林から小枝や大枝(?)を調達して火入れです(笑)。


日が沈み、本日最後の夕焼けです。


日没を迎え、本格的に「夜の部」開始です。
手羽元、うまそうです(笑)。

張りきって呑み始めましたが、昼食抜きのために酔いがはやくにまわり、21時過ぎにはテントに入ってグッスリ眠ってしまいました(苦笑)。


二日目の朝です。
少し雲がありますが、今日も良い天気です。

 
拾い集めた薪はかなり乾燥していたため、殆ど炭にならずにキレイに燃え尽きてしまっております。今日の分も調達しますか~(笑)。


先ずは、いつもの朝ラーです。定番のマルちゃん「正麵」です。
相変わらず朝からこってりメニューで、どうしたもんでしょうか(苦笑)。


食後のコーヒーです。とも岩にカンパイ!


食後の散歩がてら、薪の調達です。あたりにはウグイスがそこかしこで鳴いており、とても気持ち良い朝です。


キャンプ場裏にある、大コスモス園です。ただの枯れ草状態の広場になっておりました(苦笑)。


真下には、内山湖が見えます。何か魚が釣れるのでしょうか。


さて、そろそろ出発に向けて準備しましょうか。

実は今回、志賀草津道路の雪の回廊を撮影するために、ヘルメットにウエラブルカメラを取り付けてきました。ハンドルにはこのように撮影画像をチェックできるモニターをセットしております。


準備完了しましたので、今日の目的地に向けて出発です。
ご覧のように、後ろはテント&車で一杯です。

 

何とかバイクをひっぱり出して出発です(苦笑)。
今日は先ずは、松原湖方面にある、山奥の温泉に入る予定です。

 
R254を佐久方面に抜け、佐久市内よりR141を清里方面に向かいます。
千曲川沿いのこの道の途中、そこかしこで桜が咲き誇っておりとてもキレイです。やはりこちらは春のおとづれが少しおそいのでしょうね(笑)。
 
小海町に入り松原湖入口交差点を右折、県道480号線を山に向かって進みます。
途中、八ヶ岳がキレイに見え、この道も絶景です(笑)。
 
途中から谷に向かって下り、到着しましたのは、八ヶ岳の天狗岳登山口にある信州の秘湯、「稲子湯」です。
 
 

標高1,500mにある山小屋で、主に登山者が立ち寄る温泉宿です。



受付を済ませ、早速浴室に向かいます。
お一人の先客がおりましたが、その後は貸切状態です。いや~気持ち良い湯です(笑)。


泉質は単純二酸化炭素・硫黄冷鉱泉になります。炭酸泉なので、あまり硫黄の臭いはキツくないですね。

こちらが源泉で、8℃ほどの冷鉱泉なので浴槽は加温したものになります。
コップがあるので、飲めるようですので頂いてみることに。
結果は、激マズでした(苦笑)。

 
飲むには不味いですが、良い温泉でした(笑)。
しっかり堪能したところで、旨い蕎麦でも食べたいですね。早々にグーグル先生に確認すると、近くにある別の温泉に旨いところがあるようです。
 
ほんの少し来た道を戻り、此処で昼食を摂ることにします。
 
 
やって来ましたのは、「八峰の湯」です。八峰と書いて、ヤッホーと読みます(笑)。
 

味も重要ですが、盛りが良いことも重要なので、検索条件に入れたところ、此処のレストランになりました。

さて、何にしましょうか(笑)。


注文したのは、天せいろ蕎麦の大盛りです。
なかなかの盛り具合ですね(笑)。


あっという間に食べ終えました(笑)。
天ぷらも、こごみなど地のモノの山菜をふんだんに使っており、とても旨かったです。


八ヶ岳にもまだまだ雪が残っております。志賀の山々とはまた違った面持ちですね。


さて、次の目的地に向かいましょうか。


到着しましたのは、東日本最高地点にある駅、野辺山駅です。


今回のツーリングは、何故かいろいろな最高地点ばかりに行きますね(笑)。


小海線の野辺山駅です。なんだか郷愁を誘う良い雰囲気の駅ですね(笑)。


次の目的地に向かいます。
道のりが分からなくなってしまいましたので、友人がグーグル先生で検索中です(苦笑)。ここは、小海線最高地点となる踏切の直ぐ側です。


検索したところ、目的地はここから直ぐ近くにありました。
到着しましたのは、国立天文台・野辺山宇宙電波観測所です。


ここは入場無料なのですが、電波観測所なので入場時に携帯電話を機内モードにしなければなりません。


先ず見えてきましたのは、ミリ波干渉計のアンテナ群です。沢山ありますね。


目の前で見ると、なかなか迫力があります。
これらは既にその役目を終えているそうです。



このような機械モノの大きな構造物を見ると、何故かワクワクしてしまうのは私だけでしょうか(笑)。


先に進みます。
見えてきましたのは、現役のアンテナ、45m電波望遠鏡、通称「ヨンゴー」です(笑)。
この位置からでは大きさがよくわかりません。


近くまでいってみると、やはりデカイです。


直径45mのアンテナ、凄い迫力です。昼間はあまり動かないようなので、是非とも動くところを見てみたいですね。


展示室を閲覧後、電波ヘリオグラフに向かいます。
太陽の観測を行う電波望遠鏡で、小型のアンテナが沢山あります。


こちらを見学中、なにやら音がする事に気が付きました。良く見ると、ヨンゴーが動いているではないですか。
う~ん、残念。ヨンゴーが動くところを近くで見たかった(泣)。


なかなか見ごたえがある施設でした(笑)。


さて、次の立ち寄りスポットです。
野辺山の観測所から直ぐ近くにある、乳製品の「ヤツレン」の工場です。


此処で、ある旨いものを食べる予定です。
いや~、それにしても行列が凄いですね(笑)。

 
実はここ、ソフトクリームが旨い所なんです(笑)。
このあたりでは、清里の清泉寮のソフトクリームが有名ですが、ここも負けじ劣らず旨いソフトクリームが食べられます。
 

チケットを購入して並びます。


ようやく順番がやってきました。
八ヶ岳とソフトクリーム、なかなか良い組み合わせですね(笑)。


それでは、溶ける前に食べましょうか。う~ん、激うまですね(笑)。


今日の行程はこれにて終了です。
それでは、そろそろキャンプ場に向かいながら、今日の買い出しに向かいます。

帰りも千曲川の雪解け水の流れと桜を堪能しつつR141を北上し、佐久方面に向かいます。佐久IC近くのイオンモールで今日の買い出しです。


買い出し後、キャンプ場へと向かいます。
17時過ぎにキャンプ場に到着です。とも岩がまだ良く見えるうちに無事に帰還できました(笑)。



夕暮れを迎え、とも岩がどんどん姿を変えていきます。


でわ、そろそろ乾杯といきますか。今日はプレモルでカンパ~イ!(笑)。


間もなく日が沈みます。


赤富士ならぬ、赤とも岩ですね(笑)。


日が沈んだところで、「夜の部」開始です。
今日は熱々のモツ煮込みからスタートです(笑)。


薪もガンガン焚いていきますよ~(笑)。


しこたま飲み食いをし、今日は12時過ぎに就寝です。

 
翌朝です。写真がボケボケですね~(苦笑)。


まずは乾杯です(ノンアルですが…笑)。


やっぱり今日も朝ラーです(苦笑)。
今日は日清の「ラ王」にしてみました。


食後のコーヒー。とも岩に捧げます(笑)。


朝食が終わったところで片付け開始です。
昨夜は星が出るくらい晴れておりましたので、放射冷却でテントはビショ濡れでした。
畳む前にしっかりと乾かします。


片付け完了です。
廻りを見ると、やはり連休最後の土日を家でゆっくりしたいのか、今日で撤収する方が多いようです。
みなさん考えることは一緒ですね(笑)。

 
さて、荷物を積み込んで出発です。

 
復路としてR254を下仁田方面に向かいます。

折角ですので、帰る前にひとっ風呂浴びて行くことにします。
ということで、やってきましたのは「芹の湯」さんです(笑)。

 
 
 
中に入ると、朝から食事処に複数の方たちがおります。何やら地元の方たちの寄り合いのようでした(笑)。
 
本日の男湯は向かって左側にある岩風呂です。では、早速浴びさせていただきましょうか~(笑)。

 
 
地元のお爺さんと世間話をしながら、ノンビリと浸かることができました。いや~ここはやっぱり良い湯ですね(笑)。
 
入浴後にロビーで一休み。
久しぶりにスプライトを飲んでみました(笑)。
 
 
窓の外を覗くと、淡い新緑で溢れております。ほんとにここは静かで良いところですね(笑)。


風呂の後は昼食です(笑)。
一昨日に在り付けなかった、「きよしや食堂」さんに直行です。

 
今日もやっぱりお得な、「ラーメン定食」にしてしまいました(笑)。

 
丁度お昼時でしたので、店内で15分ほど待ちがあったのですが、食事を終えて外に出てみると、既にこのような行列が出来ておりました。やっぱりここは人気店なんですね(笑)。


上信越道の下仁田IC手前にある、道の駅「しもにた」でお土産を購入することに。
もちろん、購入したのは「こんにゃく」です(笑)。


下仁田ICより高速に乗り、藤岡JCTから関越道、外環道を経て無事に帰宅です。
途中、部分的に渋滞がありましたが、下仁田から2時間ほどで自宅に到着しました。


久しぶりの連泊キャンプツー、念願の雪の回廊も走ることができ、大満足な3日間でした。

さてさて、帰宅したばかりですが、お次は何処に行こうかしらん(笑)。