2016年2月21日日曜日

ブラスへのいざない

 2月も半ばを過ぎ、寒暖の差が激しい日が交互に繰り返しておりますが、うちの河津桜もほころび始めており、春の足音はすぐそこまでやって来ているかと思います(笑)。



少しづつ温かくはなってきていますが、バイクでのキャンプには残念ながらまだ少し早いなぁ、なんて思われます。それでも暖房用のストーブでも持って出かけてしまおうか、なんてことを考えてたりしております(苦笑)。

そんなモヤモヤしている中、また新たな誘惑に負けてしまいました(笑)。


OPTIMUS の 123R SVEA です。
かなり昔からある、定番のガソリン式ストーブですね。



随分と可愛らしい、小さなアルミカップが付属しております。


この真鍮色のなんとも言えない古めかしさが、所有欲をそそりますね(笑)。



タンクのブラスの輝きをみていると、大阪のサントリー山崎蒸溜所で観たポットスチルを思い出します。何だかこのまま使わずに飾っておきたいと思うのは、私だけでしょうか(苦笑)。



もうひとつ、こちらも同時に購入してみました。

Snow peak のトレック900です。
そんなに高いものではないので、以前から手に入れようと思っておりましたが、123Rの入手でようやく購入に至りました(笑)。



このようなパッキングが定番と言えば定番なのですが、コンパクトに収納が可能となるので、同時購入した次第です(笑)。



さて、SVEA ですが、大事に飾っておきたいところですが、道具なので使わないのはさすがに勿体ないので、早々に火入れをすることにします。


ホワイトガソリンをタンクに少々いれます。
本稼働時にはタンク内に2/3程ガスを入れての使用になります。


それでは、プレヒート開始です。
ホワイトガソリンでも良いのですが、煤が比較的多くでるのでアルコールで行うことにします。


バーナー取付部のタンク上部の窪みに、スポイトを使ってアルコールを少々注ぎ込みます。


注入完了したところで、アルコールに着火します。


タンクとバーナーがアルコールの炎で熱しられております。
かなりの勢いで燃えているのですが、昼間なのでアルコールの炎が全く見えませんねぇ(苦笑)。


プレヒート用のアルコールが燃え尽きたところで、いよいよ本体への火入れです。
付属のキーを使ってバルブを開けると、タンク内で気化されたガスが出てきますので、すかさずバーナーに着火します。


カバーを取り付けました。
少しの間、バルブの開閉をくりかえし、炎を安定させていきます。


バーナーからの炎もやっぱり見えませんね。それでも、バーナー上部の皿が変色しているのがお分り頂けますでしょうか。
ブログ的には炎が見えるぐらいもう少し暗くなってからのほうが良かったかな、なんて思いました(苦笑)。


バーナーの炎が青白くなり安定したところで、火入れ式が無事に完了です。


バーナー先端部分の色が熱で変色しております。
これから使い込むにつれ、もっともっと良い色に変わっていくのかと思います(笑)。



ガソリン式のバーナーですが、こちらのモノもそろそろ出番を考えていきたいと思っております。


ご存知かと思いますが、MSR の WhisperLite International です。
EPI や SOTO のシングルガスバーナーも持っているのですが、ガスバーナーの着火の手軽さを考えると、どうしてもガソリンバーナーはプレヒートが面倒だと感じてしまい、使用頻度が少なくなっておりました(苦笑)。

まあ、SVEA も購入しましたので、今後はもう少しガソリン式バーナーの出番も増えてくるのかなと思います(笑)。


さて、着々とキャンプ道具は増強されてきておりますが、先ずは今年は昨年以上に出かける回数を増やし、道具たちを使い倒さなければと思います。

間もなく暦は弥生、そろそろ何処かに出かけてみようかしらん(笑)。

2016年2月11日木曜日

ラジオの思い出

 前回の初詣の更新からだいぶ時間が経ってしまいまして、暦は既に2月に入り、うちの河津桜もほころびはじめ、週末には春一番がやってくる今日この頃です(苦笑)。

さて、少し前のことなのですが、ラジオを新調してみました。
以前より、ソロキャンプの際にラジオを持参していたのですが、安物でしたので感度が悪く、エアチェックがままならない状況でした。

という訳で、今回購入したのは、TECSUN PL-380 という、中華製のラジオです。


私の小中学生時代は、SONYやナショナルなど、国産ラジオが沢山あったのですが、今では殆ど生産されておらず、中華製が主流となっておりました。


付属品はイヤホン、延長アンテナとソフトケースです。
FM/AM(MW)/SW/LWとワールドバンドに対応しており、DSP処理でなかなかの感度で、特にFMの音質が良い感じです。



ラジオというと、同世代なら経験されている方もおられるかと思いますが、1970年代、小学校5年生頃に男の子の間でかなり流行っていたのではないかと思います。

かく言う私も、萩本欽一氏の「欽ちゃんのドンと行ってみよう!」や、昨年亡くなられた熊倉一雄氏の「ゼロの世界」、渋いところでは、「日立ミュージックインハイフォニック」なんて番組をチェックしておりました。
そして、当時の小学生には刺激が強かった(?)、鶴光の「オールナイトニッポン」など、毎週末の土曜深夜に聞きまくっておりましたねぇ(笑)。

そこから、中学生になったころ、今度はBCLにはまり、べリカードを集めたりしていましたっけ。
何だか懐かしいですね(笑)。

その頃の憧れは、ナショナルのクーガー7やクーガー115、SONYのスカイセンサー5900といったところでしょうか。友人のなかにはクーガー115とスカイセンサー5800、5900を所有していた者もおりました。ワールドバンドとはいえ、ラジオ機能のみの高級機を中学生で3台持つのは、今から思うと凄いですよね(苦笑)。

さて、その頃私が使っていたのはラジオ専用機ではありませんでしたが、短波も受信できるコレでした。


日立製のラジカセの名機(?)、パディスコGF-XO です。
まだステレオにはなっておりませんが、デザインが秀逸で、とても気に入っておりました。
ワイヤレスマイク搭載で、野外に持ち出して音録りなんかもしておりましたねぇ(笑)。

当時、人気のあったラジオオーストラリアのワライカワセミの鳴き声や、BBCのビッグベンの鐘の音なんかを聞きながら、せっせと受信報告書を書いておりました。あの頃集めたべリカードが既に無いのが残念です。


このラジオを手に入れてから、寝る前に少しだけチューニングして聞いたりしておりますが、久しぶりに聞いていると、なかなか良いものだなんて感慨に耽っております(笑)。

今年のキャンプツーリングでは、焚き火の友としてバンバン使っていきたいと思います(笑)。