2014年1月5日日曜日

年始の極寒ミニツーリング

 年が明けて早くも三が日も過ぎ、正月休みも今日で最終日となりました。この年末年始は例年になく長い休みでしたので、昨日はソロでミニツーリングに行って参りました。

本当は房総半島でも巡るつもりでおりましたが、連日、夜はお酒を飲みながらDVDの映画を見ていたため、朝6時前には起きていたのですが、布団でグズグズしているうちに9時をまわってしまい、結局、昼前での出発となりました(苦笑)。

と言う訳で房総半島巡りはまた今度として、「さて、何処に行こうかしらん」、と思案したところ、そういえば以前は三が日明けに必ずバス釣りに行っていたのを思い出し、今回は以前に良く通っていたところにでも久しぶりに行ってみようかと思い立ち、釣れないのは承知の上、極寒の中の釣りツーとなりました(笑)。
 



Bajaのキャリアに、荷掛ネットでロッド等のタックルを固定します。
普段はワンピースのロッドを使っていたのですが、今回はバイクですので、ベイト用とスピニング用のパックロッド2本を持っていくことにしました。

 
というわけで、国道6号をひたすら下り、到着したのは茨城県にある牛久沼排水機場前のワンドになります。ここは、牛久沼から八間堰を抜けて小貝川に流れる手前にあります。
 

毎年のことですが、この時期はここに繋がる小貝川の水門が全て開いているため、大減水となっています。先ずは八間堰を覗いてみましたが、底が見えているぐらいの減水状態でした。見えバスでも居れば竿を下ろしたのですが、全く魚影が見当たりません。ワンド側を覗いたところ、へら師の方がたくさんおりましたが、想定どおり、バサーは一人もおりませんでした(苦笑)。

以前は写真中央に見える水門の向こう側の水路でよく釣っていたのですが、何だかここで竿を振るのもどうしたものかなぁ、などと思い、時間もあるので、もう少し霞ヶ浦に近い場所まで行ってみることにしました。


霞ヶ浦に向けて、先ずは排水機場前から県道5号に出て、龍ヶ崎駅方面に向かいます。六つ谷交差点からそのまま県道5号をひた走り、大徳の交差点を左折、同じく県道5号線をひた走ります。角崎の交差点を左折して、今度は国道408号線に入ります。松山交差点を直進して、県道49号線に入り、今度は江戸崎方面に向かいます。羽賀T字路で圏央道の稲敷ICには向かわず、県道49号線をそのまま進みます。江戸崎消防署を過ぎ、小野川支流の橋を渡った先のY字路を右に入り、江戸崎町の中に入っていきます。
江戸崎の交差点を右折して、県道103号に入ると、まもなく目的地に到着です(何だか細かい説明ですね・・・笑)。

やってきたのは、江戸崎にある小野川のワンドになります。
以前はバス釣りで良く通っていたのですが、此処に来たのは15年ぶりぐらいでしょうか。見たところ以前と殆ど変わっていない風景です(笑)。

ここには船溜りや、水門、葦原や捨杭などのストラクチャーが沢山あり、バス釣りにとっては比較的好ポイントある場所だと思います。

それでは、もう少し霞本湖に向けて土手沿いを進んでいきましょうか。


暫く進むと砂利道になります。XR Bajaの本領発揮といきますか(笑)。



今度は砂利道から、草道になりました(笑)。
スタンディングポジションで、暫くゆっくりと進みます。

あまり進むとストラクチャーも無くなりますので、このあたりで竿を下ろしてみることにしました。



それにしても、静かです。
思ったより風も無く、なかなか良い感じです。


そうそう、Bajaには正月用の注連飾りを付けてみました。獅子舞がなかなか良いでしょ(笑)。


ご覧の通り、此の辺一帯には田んぼが広がっております。
北海道のような広さではありませんが、地平線まで殆ど何も無く、広大な田畑を感じることができ、とても気分が良いです。以前は夏にも良くここに釣りに来ましたが、水田の青い稲の絨毯が一面に広がっており、これまた気持ち良いです(笑)


さて、それでは早速釣りを開始してみます。


あれ、確かこのあたりには小さな浮島があり、岸との間にヨットが一艇沈んでいたのですが、すっかり無くなっております。どうやら、この15年ほどの間に浮島ごと撤去されたみたいです。
岸際には所々葦が茂っているところがあったのですが、それも見当たりません。

試しに近くに落ちていた枯葦で岸際の水深を確認してみました。以前よりだいぶ深くなっており、1m程の水深がありました。やはり浚渫工事が行われたようです。


水温計を忘れたので、手で水温を確認してみます。
う~ん、冷たい。今日はやっぱり釣るのは難しいかな。

そんな状況でしたので、今回はベイトロッドでの巻物はやらず、スピニングロッドを使い、スプリットショットリグで捨て杭などのストラクチャーの底を攻めてみることにしました。

1時間あまり粘りましたが、全く反応なし。ライズすらない、予想通りの厳しい状況でした(苦笑)。


ボケボケの写真ですが、途中、地元の漁師と思われるお爺さんがこちらに向かって歩いてきました。道すがらなにやら仕掛けを引き上げているようです。
そういえば、ワンド中にあるウナギ用の仕掛けが付いている竹竿とは別に、岸際の雑草に真新しいロープがいたる所に結んでありました。どうやらそれを引き上げているようです。


私のところまで来た際にお話を伺ったところ、人に頼まれてタナゴを獲っているとのことでした。
この時期、タナゴといえば船溜りあたりにいるものと思っていましたが、お爺さん曰く、先週までは船溜りで取れたが、寒くなったのでこちらに仕掛けを入れてみたとのことでした。持っていたバケツの中を見せてもらいましたが、獲れていたのはクチボソと手長エビだけでした。

仕掛けていた籠はこんなモノです。いわゆる「ドウ」と呼ばれる仕掛けで、写真では畳んでありますが、立体的に組み立てた中に餌を入れて沈めておくものです。


さて、時間も16時近くになり、だいぶ冷え込み始めましたので、そろそろ納竿とします。



帰りに船溜りに寄ってみました。
ここから霞ヶ浦までは直ぐですが、係留されている船たちはあまり動かされていないようです。




こんな船もありました。カッコよいモーターボートですが、すっかり水没しています。何だか勿体無いですね。


さて、折角ここまで来たので、帰宅する前にもう少しこのあたりを走ってみることにしました。

県道103号を成田方面に向かい、高田橋を渡り500m程で直ぐに左折し、県道107号線に入ってみます。土浦カントリー倶楽部の前を通り過ぎ、神宮寺のT字交差点を左折して国道125号線に入り古渡に向かってみます。

2kmほどで、先ほど釣りをしていた小野川の霞ヶ浦側の河口、新古渡橋のたもとに到着しました。



水面には川魚を捕るための網がそこ彼処に仕掛けてあり、その網を固定する竹杭が点在しております。


このあたりには、このような真珠棚もあります。
真珠と聞いて、「川や湖なのに何で?」、と疑問に思う方もいるかと思いますが、淡水真珠というものがあり、茨城県の工芸品として、県の推奨品指定を受けているそうです。


新古渡橋のたもとから、川沿いの土手にとても美味しそう(!)な砂利道があります。
これは走らなければ折角のオフ車の楽しみが勿体無いですよねぇ(笑)。

速攻で突入してみることにしました(笑)。


動画もちょこっと撮ってみました。
コンデジの手持ちで撮影したので、シフト時にはカメラが下を向いて地面を写しており、ブレーキ時には、あちらこちらを写しているために、まるで転倒したような映像です(笑)
 


 
楽しいオフ道も、先ほどの高田橋のたもとで終了です。
3km程の走行でしたので、あっという間に楽しい道程が終了しました(笑)。

さて、それではいよいよ帰路に着くことにします。帰りは往路と同じ道を帰ります。
途中、夕日がきれいでしたので、最初に行った牛久沼排水機場のワンドに寄ってみました。きれいな夕日を少しのあいだ堪能して、また出発です。


常磐線の踏み切りを渡り、国道6号に向かいます。


国道6号に出て直ぐ、小貝川に掛かる文巻橋のたもとで、いよいよ本日の日没を迎えます。
静まり返った川面は鏡のように夕暮れを写しており、とてもきれいな日没です。


 
日没とともにグッっと急激に冷え込み始めた中、渋滞の国道6号をひた走ります。
途中、家の近くのコンビニで夜の映画鑑賞のお供用に缶チューハイを買って帰り、家に到着したのは18時少し前になりました(笑)。


本日の走行は距離にして130km程と短いものでしたが、景色を堪能し、釣れない釣りをして、さらにオフ道を走ったりと、なかなか楽しいものでした(笑)。

今度は同じ場所にバスの釣れる時期に、タックルとコンロを持って、「釣りラーツー」にでも行きたいと思います(笑)。

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