2010年3月7日日曜日

帰国

昨日、中国は北京への出張から無事に帰国しました。
感想としては、正直いろいろとあって疲れました(苦笑)。

 まず出発ですが、3月4日(木)朝9時半定刻で飛ぶ予定でしたが、折しも中国では全国人民代表大会なる中国中のお偉方が集まる年次総会が5日から北京で開催されることになっていたため、出発間際に北京国際空港から飛行制限があり、1時間ほど出発が遅れました。
 飛行時間自体はあっという間で、途中、昼食を挟みながら映画「アルマゲドン」を観て機中過ごしておりました。映画終了時にちょうど着陸となり、グッドタイミングではありました(笑)。
 到着した北京国際空港はオリンピックを2年前に開催した事もあり、設備も新しく、広大で、ターミナル間も日本の「ゆりかもめ」のような無人の列車が走っており、失礼(!)ではありますが、ちょっとびっくりしてしまいました(笑)。

 宿泊は、今回の仕事先から近い場所(といっても地下鉄で二駅ほど先)にある、北京新世紀日航飯店というJAL系のホテルでした。場所は中心地からは少々離れておりましたが、ちょうど北京動物園の近くで、買い物するには近所にカルフールもあり、まあまあ便利なところではありました。
 ホテルには2泊3日の予定で予約を取っていたのですが、チェックイン時にホテル側が気を利かせて部屋をエグゼクティブルームにグレードアップしてくれました。残念ながら部屋自体はそんなに広くはなく、フロアが31階に変更なった位でしたので、単に窓からの景観が良くなった程度でした(苦笑)。

さて、お次は観光です(笑)。
 2泊3日の出張でしたので結構仕事が忙しく、帰国する6日のみ観光を行いました。といっても時間が無いので、天安門だけでも見て行きたいと思い、ホテルからタクシーに乗って行ってみました。
 先の全国人民代表大会が天安門広場前にある人民大会堂という所で開催していることもあり、タクシーが天安門に近づくに連れて公安の警備が物々しくなってきました。実際にタクシーを降りた後も、広場に行くために広い道路(10車線!)の下を、地下にある通路を使って渡るのですが、通路内で公安がセキュリティーチェックを行っており、金属探知機でライター等危険物を全て没収しておりました。その際に中国の方たちは住民カード(?)らしき物を提示しており、私たちもパスポートを提示してようやく広場前まで行くことができました。
 上の写真2枚目に赤いベストを着た人たちが写っていますが、彼らはみな記念写真屋で、結構しつこく付きまとってきます(笑)。

 ホテルまで10km程あったのですが、帰りは無謀にもぶらぶら歩いて町を見てみよう(!)ということになり、天安門をくぐって裏に抜けて散策(?)を行いました(苦笑)。
 北京市内は地下鉄等の交通網が整備されており、特にバスはそこら中を走っております。中には写真のトロリーバス(?)も混ざって走っており、なんだか子供時代に見た記憶が甦ったりしました(笑)。
 街を歩いての感想ですが、とにかく新旧が織り交ざった不思議な所であると感じました。繁華街には東京以上にモダンなデザインで、30階以上の高層ビルも沢山ありますが、一方で少し中心を離れると昔ながらのレンガ造りの粗末な家が立ち並んでいたりします。
 道路はそこら中クラクションの嵐で、交通渋滞も酷く、割り込み運転が当たり前になっています。実際にタクシーに乗ってみると、その運転は右に左に目まぐるしく車線変更を行って走ります。交差点には横断歩道も殆ど無く、歩行者は10車線程の道路でも皆平気で渡ったりしています(苦笑)。
 青信号の横断歩道や歩道を歩いていても車は止まらずにお構い無しに平気で突っ込んでくるので、気を抜いて歩くことができません。中国のスタッフに「一度道路を渡ったら絶対にバックせずに進んで下さい。車は人が後ろに下がる事を想定していないので轢かれてしまいますよ。」とも言われました(苦笑)。

 北京はまだまだ凍えるような寒さでしたが、春にはまた行くことになりそうなので、その際にはもう少し色々な所を観に行ってみようと思います(笑)。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした。
    これからしばらく生活の場となる中国の”におい”
    はいかがでしたでしょうか?
    読めば行った気になるレポートをお願いします。

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  2. こんにちは、黄色象さん。
    向こうの車状況など、まだまだブログでは書き足りない
    ことが山ほどあるのですが、今度の飲み会の時にでも
    話したいと思います。

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