2013年12月15日日曜日

キリンは泣かない?

 毎年の事ですが、12月は加速度的に日々が過ぎ去って行き、今年も残すところあと半月となってしまいました(苦笑)。朝夕に冷え込む日も多くなり、我が家の木々も鮮やかに色づいております。



そんな中、またまた新たな出来事が・・・

キリンさんといえば、もちろんコレです。
チャチャ〜ン!


ご覧の通り、鈴菌・・・あっイヤ、スズキのカタナです(汗)。

実はウチの長男君がこの度めでたく普通自動二輪の免許を取得しまして、早速エイプを下取りに出して購入した次第です。

ん?、普通自動二輪とな?
そうなんです、この車両はGSX250SSカタナ、通称、小刀(脇差かな?)です(笑)。

それでは、早速、車両をチェックしてみましょうか。

 
カタナは80年代、ハンス・ムートのデザインで衝撃的なデビューを飾った車両ですが、この250もそのデザインを忠実に再現しており、今見ても古さをあまり感じさせないスタイルは流石です。

おっ、左右のレバーがantlion製のアルミのビレットレバーになっていますね。


外装は年式相応にキズ等がありますが、タンクは綺麗ですね。新品に交換したのでしょうか。

 
サイドにあるチョーク部分のデザインも、1100クラスを忠実に再現しています。でも、よ〜く見比べてみると、デザイン違うんですよね〜(笑)。

 

250カタナは750や1100とは違い、水冷直列4気筒のエンジンが搭載されています。サイドからエンジンを見るとシリンダー部分にフィンがあり、空冷車のように見えます。やはりカタナのイメージを壊さないようにエンジンもデザインしたのでしょうね(笑)。

そういえば、市販車で250CC水冷4気筒エンジンを搭載したのって、スズキの(2バルブですが)GS250FWが世界初でしたっけ。

水冷4スト、DOHC、4バルブ、4気筒の250CCクラス車両搭載のエンジンのご多分に漏れず、この車両も超高回転型のエンジンを搭載しております。ご覧のように250カタナのタコメーターは目盛りが17,000rpmまであり、レッドゾーンは15,500rpm(!)からです。

この頃のCBR250RRやFZ250フェーザーなんかも同じように超高回転型エンジンでしたね(笑)。


この独特なメーター、アナログ式ですが今見てもホントにカッコ良いですね。メーターだけでも欲しくなってしまいます(笑)。


スプロケはSUNSTAR製のジュラルミンタイプが奢られています。

流石に年式が古い車両のため、リアサスも純正から社外品に交換されておりました。
しかしこれもチョットヘタリ気味なようで、早期に交換したいところですね。やっぱり狙いはヨシムラ・カヤバあたりかなぁ(笑)。


マフラーはノーマルですが、結構良い音がします。

250カタナはあまりリプレースマフラーの種類が無いのですが、ノーマルマフラーはハンス・ムートのコンセプトマシンのデザインに似ているので、このままでも良いですね。

 
カタナといえば、発売されたときにスタイルやセパハン等に衝撃を受けましたが、その後に国内で750が発売されたときは、あのハンドルに別の意味で衝撃を受けましたっけ(笑)。
 
当時、バイト先の新聞社のプレスライダーの先輩が750カタナを新車で購入したのですが、直ぐにTOMMASELLI製のセパハンに交換しておりました。いつも刀狩りから逃げ回っていたのですが、そのうち面倒になり、また耕運機ハンドルに戻していたのを思い出します(笑)。
 
そういえば、初期型の750カタナはシート生地がスポンジのような素材でできており、グレーの部分の汚れがなかなか落ちなくて、先輩が掃除に苦労していたのを思い出しました(笑)。
 
今ではセパハンなんて当たり前のように装着されているのに、ハンドルはおろか、刀ステッカーも最初から貼っていてはダメなんて、当時のお役所は一体どんな感覚の頭だったのでしょうね(笑)。
 

うちの長男君も愛車のカタナに跨がりご満悦です(笑)。
 
購入後、一度も着ていなかったSchottのジャケットを免許取得祝いとして贈ったのですが、なかなかキマッテいますね〜。



二輪業界はまだまだ厳しい状況のようですが、それでも最近は中型車が再度見直されてきており、400CCや250CCクラスで魅力的な車両の発売が増えてきていますね。

あらためてカタナを見ると、古い年式でも魅力的な車両ってのはいつまで経っても変わらないなぁ、なんて思いました。
それでも古いバイクですので、これから手を入れなければならない部分は沢山あると思います。
長男君には、ゆっくりと楽しみながら付き合っていってほしいと思います(笑)。


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