2014年11月24日月曜日

移り行く季節に向けての整備

 今年最後の三連休、いかがお過ごしでしょうか(笑)。

ここ数日は寒い日が続いておりましたが、この連休は小春日和といった暖かさで、とても気持ちの良い休みを迎えております。
さて、折角の連休ですが、特に何処に行く予定もありませんでしたので、寒くなる前にXR Bajaのオイル交換をすることにしました。

それでは早速取り掛かりましょうか。
エンジンをかけて数分間の暖気後、先ずはエンジンガードのサイドの取り付け部分を緩めます。


左右ともに緩めたところで、フロント側のボルト2本を外します。
下回りが汚いですね。そういえば、キャンプツーから帰ってから洗車をしておりませんでした。事前に泥や砂を落としておけば良かったですねぇ(苦笑)。


フロントのボルトを外すとこのようにエンジンガードを下げることができます。


次はオイルタンクのドレンボルトを外します。
もちろん、事前にオイル受けを下に用意してからですよ(笑)。


このXR Baja (MD30型)は、オイルの循環方式がドライサンプなので、エンジン下にはオイルパンがありません。オイルタンクはフロントのダウンフレームの中にあるため、ドレンボルトがこんな場所に付いております。


ハンドル下のフレームにある注油口も緩めておきます。


ストレーナー側のドレンも外し、タンクから古いオイルを残らず出し切ります。


暫く放置して古いオイルを出し切った後、外したドレンボルトを取り付け、エンジンガードも元の状態に戻します。

 
それでは、新しいオイルを入れましょうか。
今回入れるのは、以前に購入しておいたカストロールのフォーミュラRSです。そんなに高いオイルではありませんが、必要十分な性能かと思います。


今回はフィルター交換は行いませんでしたので、注入するオイル量は1.3L程になります。


オイル注入後、暖気を行いオイルゲージでレベルを確認して完了です。


 
 折角ですので、洗車を行ってみました。
そういえば、キャンプツーリングからの帰りは雨中の走行でした。よくよく車体を見ると、結構汚れていますね(苦笑)。



洗車後、CRCで各部に注油を行っておりましたが、電気系統の動作確認で、フロントブレーキランプが点灯していない事を発見。以前にもフロントブレーキランプのスイッチの調子が悪くなったことがあり、接点復活剤で直していたのですが、またまた再発です。どうもただの接触不良ではないようなので、スイッチを分解してみることにしました。

早々に家の中で分解です。上蓋を外してみましたが、中は結構汚いですね(苦笑)。


スイッチ部の本体です。
細かいパーツで構成されており、何だか凝った仕組みとなっております(苦笑)。


シーソーのように動く接点部分のパーツが、変な角度に傾いています。
どうやら接触不良の原因はコレのようですね。良く見ると、接点パーツの根元が歪んでおり、本来組まれている場所から外れておりました。


スイッチ本体を分解・修正して、組み直しを行います。
構成部品がとても小さく、老眼のオジサンには少々辛い作業でしたが、何とか30分程で全バラから接点パーツの修正、組み直しまで完了しました。ああっ、部品を飛ばさなくて良かった~(笑)。


組み上がりましたので、通電チェッカーを使って動作テストを行ってみましょう。

スイッチ下方の突起がブレーキレバーで押されて動く部分です。
この状態でスイッチが入っている(ブレーキレバーを握っている)状態です。少々分かりずらいですが、通電チェッカーのランプが点灯しています。


突起部分を押すと、スイッチが切れている(ブレーキレバーを離している)状態です。通電チェッカーのランプが消灯しています。

 
再度、突起部分を離すと、スイッチが入っている(ブレーキレバーを握っている)状態となり、通電チェッカーのランプが点灯します。

 
何とか上手く直すことができました。
今回、構成部品のひとつである接点パーツについて、分解して歪みを修正していますので、また接触不良が再発する恐れはあります。まあ、その際はスイッチ交換ですね(笑)。

 
こんな小さな部品ではありますが、ディーラーで部品で取ると、結構な値段がするかと思われます。まあ、なんとか無事に修理できたので、とても満足です(笑)。
 
さて、連休最終日、早々に組み付けて、ちょっと出かけてみましょうか(笑)。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿