2011年4月24日日曜日

今更ながらPDA

 またまたジャンクの話ですが、タイトルの通り今更ながらあるものを入手してみました。

それは何かと申しますと、これです。

見てお分かりかとは思いますが、WindowsCE搭載のPDA、NTTドコモのシグマリオンⅡです。スマートフォン全盛の時代に、一昔前のPDAを購入するのはどうかと思いますが、ゼロハリバートンのスタイルのカッコ良さに加え、ポリッシュブルーの筐体は中古とは思えないほど全くキズが無い極上な固体でした。なおかつ、H/Oで2kという価格につられて、見た瞬間に思わず手にとっておりました(笑)。
オマケといっては何ですが、購入したものには、既にサービスが停止している通信機器のP-in Masterも付属しておりました。

しかし、見た目の程度が良いとはいえ、そこはジャンク品、やっぱり不具合があります。
それは・・・

見ての通り、液晶部分と本体のヒンジに不具合があるようで、画面が途中で止まらずにパッタリと水平位置まで倒れてしまいます(苦笑)。
ネットで調べてみると、初代シグマリオン及びシグマリオンⅡではお約束(?)の不具合で、ヒンジの強度設計が悪く、殆どがこのような状態になってしまうようでした。

まあ、ジャンクなのそれでもOKです(笑)。早速修理に取り掛かります。
まずは、バッテリーを外して筐体裏側のネジを全て取ります。液晶部分と本体を分割するので、本体側に接続されている液晶のフィルム基盤を外します。

お次は、マイナスドライバー等を使い、慎重に本体側を割っていきます。この際に気をつけないと、取り付けの爪を折ってしまうことがあるようです。


液晶側のヒンジですが、プラスチックの薄い板状の突起のみで、これでは強度不足で直ぐに割れてしまうといった造りでした。写真で対応した修理方法として、割れた突起を直し、その周りにタイラップを小さく刻んだものを補強として詰め込み、瞬間接着剤で周りを固めた状態にしてみました。



先ほどと逆の順序で組み上げて完成です。こんどは画面が後ろに倒れることも無く、しっかりと自立した画面がなかなか凛々しいです(笑)。



ネットに接続するために、無線LANカードも後追いで購入しました。シグマリオンはカードスロットがPCカードではなくCFタイプで、CFタイプの無線LANカードはバッファロー社等、各メーカーでは既に製造中止になっておりました。オークションでも結構な高値で取引されており、探すのに苦労しました。

まだ、LAN設定は行っておりませんが、近々接続にチャレンジしたいと思います。でも、OSがCEなので、今では表示できないサイトが結構あるのではないかと思います。まあ、使い方は結構限定されてしまうでしょうねぇ(苦笑)。

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