2015年11月22日日曜日

冬キャンプに向けてのメンテナンス

 11月の3連休、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

と、誰に対してつぶやいているのかは置いといて、早いもので11月も残すところ1週間ばかりとなりましたね~(笑)。

さて、連休ですが、後半は天気が崩れるとのことなので、以前から手をつけたいと思っていた、冬用のシュラフの手入れをおこないました。

それでは、早々に始めます。今回はこれを手洗いしたいと思います。

シュラフですが、ご覧の通りかなり年季が入ったモノです。実はこれ、私が小学6年生の頃に両親が登山をやっており、その当時に親父がテントと一緒に購入したものでした。
本当は二つあったのですが、学生時代のキャンプツーリングで友人に貸したきり、現在まで戻ってきておりません(苦笑)。


ダウンシュラフで、冬用のボリューム感なので、殆ど夏前後に行くキャンプやツーリングでは、ここ数十年(!)出番がありませんでした。まあ、冬用のダウンは高価なので、今ではなかなか買えませんので、是非とも復活させねばといったところです(苦笑)。

ところどころ空いた穴をガムテープで補修しており、既にテープが硬化していますね。
今ならリペアキットを購入してキレイに補修するのでしょうが、学生時代の頃のツーリングでよく使っていたので、直しは適当でしたねぇ(笑)。


メーカーですが、ニッピンのオリジナルです。親父は良く神田小川町のニッピンで登山用具を購入しておりました。

そういえば、一緒に買ってきたオレンジ色のテントはグランドシートが別体となっており、オプションで購入したフライシートを持って中学1年の時に友人と3人で高速バスに乗って本栖湖までキャンプに出かけた時は、とんでもない荷物の量となりましたっけ(笑)。


このシュラフなのですが、実は貴重(?)なもので、某氏のサイン入りです。
さて、いったい何方のサインでしょうか?。


おわかりの方もいるかと思いますが、ラインホルト・メスナー氏の直筆サインです。

知る人には伝説の登山家、冒険家と呼ばれており、1986年に人類史上初の8000メートル峰の全14座を無酸素で完全登頂を成し遂げたことで知られている方です。詳しくはウィキを読んでください(笑)。

何故にこのようなサインが記されているのかというと、親父がニッピンで購入した際、たまたま来日していたラインホルト氏が店舗にきており、購入した登山関連の道具にサインをしていただいたようです。たしか同時に購入したテント(登山用ではないです)や、ピッケルにもサインが入っていたかと思います(笑)。

詳細は知りませんが、当時のニッピンの社長さんがラインホルト氏と友人のようで、今でもメスナーブランドの登山用テントが売っておりますね。


それでは、早々に手洗い開始です。
浴槽に10cm程度お湯を張り、そこに中性洗剤を少々投入します。本当はダウン専用の洗剤が良いのでしょうが、持っておりませんので良しとします(苦笑)。

そこに、シュラフを投入します。シャワーでお湯をかけたら膨らんでしまい、まるでイモムシのようになってしまいました(笑)。


あとは、手モミをしたり、足で静かに踏んだりして洗っていきます。
一通り洗ったところで、お湯をかけて濯いでいきます。シュラフから搾りだされるお湯がきれいになるまで、繰り返し続けます。


浴槽からシュラフを引き揚げると、水を含んだダウンがとんでもない重さになっております。
足踏みや手モミで水分をある程度搾りだし、物干しである程度水分が抜けるまで干します。洗濯機に入る重さまでになったところで、脱水のみ数回行いました。

直ぐには乾きませんので、浴室乾燥と日陰干しを繰り返し、途中、偏ったダウンを解しながら数日かけて乾かしていきます。


クリーニングに出せば手間暇かけずにキレイになりますが、このように自分で手入れしてみるのも愛着が湧いて良いのではないかと思いました(笑)。

さて、冬用のシュラフも復活させましたので、今年は冬キャン、行きますかぁ(笑)

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