兵庫といっても、大阪とは目と鼻の先なんですね。土地勘がないのでよく分かりませんでした(苦笑)。
さて、早くも3連休、初日は買い物等であっという間に終わってしまいましたが、折角なので日曜日はちょっと出かけてみることにしました。行き先は京都、祇園祭りの宵山です。
まずは阪神尼崎駅から梅田に向かいます。そこから京都市内まで料金の安い阪急に乗り換えて京都の河原町駅まで行くことにしました。
ゆっくりめの出発で、12時半にマンションを出ました。不慣れなため案内板を見ながらの乗り換えで、阪急河原町に到着したのは14時をまわっておりました。
さて、先ずは八坂神社に行ってみることにします。駅から一本道のはずですが、方向がわかりませんでしたので、人の流れに適当について行ってみることにしました(苦笑)。
そんなこんなで無事に八坂神社に到着です。それにしてもすごい人です。歩道は人で溢れんばかりでした。
立派な門構えですね(ちょっと偉そうですか・・・笑)。
門をくぐると直ぐに、境内の中に出店がいっぱいです。う〜ん、美味しそうな匂いがそこかしこから流れてきます(笑)。
と、ここで、境内に進もうとしましたが、何やら雲行きが怪しそうです。そんな事を思っているうちに、あっという間に雷と豪雨になりました。しばし門の軒下で雨宿りです。
それにしても凄い雷です。そこかしこに落雷がありました。
小ぶりになってきたので、境内に進みます。
これが本殿です。(だと思います・・・苦笑)
お参りする人で賑わっています。
境内の真ん中に三基のお神輿がありました。祇園祭りの中で担がれるようです。
こちらでは、何やら祝詞のような邦楽のような、何かを読み上げております・・・何でしょうか(苦笑)。
境内の奥には池がありました。
雨は降ったり止んだりです。時折、青空も見えます。
八坂神社を後に、街中をぶらついてみます。
これは京都の歌舞伎を行う南座です。
鴨川に架かる四条大橋の麓には、歌舞伎発祥の「かぶき踊り」を行なった阿国の銅像があります。
鴨川です。先程の豪雨で川の水が泥水となり、増水していますね。
このように人で一杯です。
京都らしく、浴衣を着て歩いている人がたくさんいます。
鴨川の夏の風物詩、納涼床です。こんなところで美味しい食事をしてみたいです(笑)。
先に進んで、ここは新京極です。
三十ウン年前、中学の修学旅行でここでお土産を買いました。懐かしいです(笑)。
新京極の中にある錦天満宮というところに寄ってみました。
先ほど八坂神社でお参りしようと思いましたが、混んでいたので断念していましたので、ここでお賽銭を入れて家内安全、無病息災を祈願してきました(笑)。
この牛は何でしょうか。みなさん頭とか体を摩っておりました。私も頭をひと撫でしてきました。
18時過ぎからこの辺一帯が歩行者天国になるとのことなので、それまで街中をウロウロしておりました。さて、いよいよ18時です。早速、山鉾巡行で先頭を行く、「長刀鉾」が置いてあるところに向かうため、四条通を進んでみます。
実はわたくし、祇園祭りは大きな山鉾が出るくらいは知っていたのですが、お恥ずかしいですが詳細は全く分かりませんでした。
祇園祭は京都の夏の風物詩で、7月1日から1か月間にわたって行われる長い祭で、そのなかでも「宵山」(14日〜16日)、「山鉾巡行」(17日)、「神輿渡御」(17日)などがハイライトとなっている。宵山、宵々山、宵々々山には旧家や老舗にて伝来の屏風などの宝物の披露も行われるため、屏風祭の異名がある。また、山鉾巡行ではさまざまな美術工芸品で装飾された重要有形民俗文化財の山鉾が公道を巡るため、動く美術館とも例えられる。
京都三大祭り、さらに大阪の天神祭、東京の神田祭と並んで日本三大祭りの1つに数えられる。
(以上、ウィキより・・・苦笑)
宵山と言いましたが、街中をめぐる山鉾巡行が17日なので、14日は宵々々山というそうです。
さて、いよいよ山鉾巡行で先頭を行く、「長刀鉾」です。鉾の上では「コンチキチン」と祇園囃子が聞こえます。
始めて見ましたが、とても大きいです。鉾の車輪は私の背丈より高い2メートル程あり、鉾の一番先まで25メートル程もあるので、ビルの10階程の高さになります。
周りの装飾もすごいです。歴史を感じますね。
通行の整理をする警官の声が少々うるさいですが、鉾の上で演奏する祇園囃子が聞こえます。
次に、「月鉾」という鉾が見えてきました。
ここから、四条通より路地に入ってみます。
路地の中にも鉾や山がそこかしこにあります。山鉾は全部で33基あるそうです。
これは「船鉾」という鉾です。
その名のとおり、船の形をしています。
すべての鉾山ではありませんが、有料で乗ることができます。また、それそれの鉾や山では、「御札」や、笹でくるんだ「ちまき」、「てぬぐい」などが売られておりました。
どの鉾もそうですが、装飾品がすごいです。
これは「岩戸山」という曳山です。
四条通り沿いの建物とは違い、辻道には京都らしい古い建物の町並みがあります。
日が落ちてきて、提灯の明かりがより綺麗になってきます。
これは2基ある傘鉾のひとつ、「綾傘鉾」という鉾車です。
大きな傘が独特な雰囲気を醸し出しています。
こちらはもう1基の傘鉾の「四条傘鉾」です。
宵山のための歩行者天国は、なんと夜23時までだそうで、それだけ地元にとって大切な大きなお祭りなのでしょうね。とても33基の鉾山を見ることはできませんでしたが、ビール片手に良いものを見ることができ、とても満足な一日でした(笑)。
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