2010年1月24日日曜日

読書について

本を読むのは小学生の頃から大好きで、いまでも毎日の通勤で読む本が無いと電車の中が苦痛でしょうがない状態になってしまいます(苦笑)。初めて文庫本を買ったのも小学校4年生の時でした。今では文庫でも結構な値段がしていますが、それまで小学生向けのハードカバーや、カッパブックスといった子供には値が高い本を少ない小遣いで購入していたので、初めて文庫本を買った時はその価格の安さに驚いた事を今でもハッキリと覚えています(笑)。
現在でも月に最低5、6冊は買うのですが、セコイですがもっぱらブックXXの105円コーナーでしか購入していません(苦笑)。

本棚にあるのはごく一部なのですが、貧乏性なので捨てることができずに溜まる一方です。

小学生の頃からの癖なのですが、一人の作家の著作が気に入ると続けて購入して読んでいくといった事をしており、同じ作家の著作が結構揃っています。
その中でも、高校生の頃にバイクに乗り始めて買ったのが、片岡義男氏の小説でした。


片岡義男氏の作品では特に初期の物が好きで、「彼のオートバイ、彼女の島」はその中でも特に好きな作品でした。写真の文庫本は1980年に新書で発売された当時に購入したもので、今では背表紙も破れ、ページは黄ばんでしまっていますが、改めて読んでみてもその内容は今でも当時と同じ新鮮な印象を受けます。特にこの作品は一部自分の学生時代と重なる部分(?)があるので、今でもたまに書棚より引っ張り出して読み返しています。そのエピソード(といった大げさなものではありませんが)はまた後ほどここに書いてみたいと思っています(笑)。
今日は本を引っ張り出して眺めていたら、我ながら単純思考の為に無性に映画版を観たくなってしまいました。
そんな訳で、夕方から無料動画「Gy〇〇!」で配信しているのを見つけて、映画版の「彼のオートバイ、彼女の島」をPCでじっくり観てしまいました(笑)。これも1986年に映画化されたもので、当時は映画館まで観に行きました。小説に書かれている台詞を忠実に(?)言っているので、多少クサイ言い回しになっていますが、今の映画と比較すると、なんだかホッとした感じで観る事ができます。作品の監督が大林宣彦氏だからなのでしょうか(笑)。

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